あなたたちは私の誇りです、と口に出すこと
受験が終わった。もう仮採点も終了し、面接も受けた。受かるかどうかは正直わからない。まだボーダーが発表されていないが、今年は大混戦になるということだった。
卒業式は公立受験前に行われる。(都立や神奈川、京都が心底うらやましい)その卒業式の前日、私たちを集めた学年主任が口にした言葉に、正直私は純粋に感動した。
「あなたたちは私の誇りです」
心に染み込んでいくような、温かい、温かい、言葉だった。
だから、自担二人の仕事が決まった時、この気持ちはなんだろうと考えたとき、やはり「誇り」という答えに行き着いた。
私はこの二人を「信頼」している。絶対に決まった仕事は最大限の力を使ってくれるだろう、私に最大限のパフォーマンスを見せてくれるだろうという信頼である。だから、国民的朝の番組の週一レギュラーになることも、大人気漫画の実写化映画に出ることも、全く心配だと思わない。二人に相応しい、とても素敵なお仕事をいただいたのだと思う。もちろんそう思っている人だけでなく、否定的な意見を口にする人間もいるだろう。それぐらい大きな大きなお仕事をさせてもらっているのだ。嬉しいことはない。二人とも外の意見を気にしないタイプだと思うので、堂々と振る舞っていただきたい。
今、若手男性芸能人戦国時代である。ジャニーズに限ったことではなく、たくさんの若手俳優さんたちとともに自分の地位を奪い合う大変な状況なのではないか。そんな環境の中で、二人は掴み取ったのだ。これは手探りなのではなく、確実に自分で掴み取ったものだと思っている。そんな二人が、とてもきらめいて見える。
遠くに行っちゃって寂しいなんて絶対に口に出さない。これは私がHey! Say! JUMPとジャニーズWESTを応援しようと決めたときに心に誓った。これから2グループはどんどん成長する。そんな彼らの真髄を、真っ向から否定するような言葉は言いたくない。私は嵐を追うことを辞めた今、あの時吐き出した「人気ですぎちゃってもう無理」という言葉が、どんなに無神経な言葉だったか強く感じる。彼らが積み上げてきた、努力、根性、魂を全否定するようなものだったのだなあ、と。
どんどん大きくなって、どんどんお仕事を増やしていってほしい。少し寂しいと思うことがあるかもしれないけど、絶対に祝福する。そのお仕事が、自担二人なら、私はとても嬉しい。
伊野尾くん、木曜日めざましテレビレギュラー決定おめでとう。
重岡くん、映画「溺れるナイフ」出演決定おめでとう。
あと遅くなったけど、ドラマ「ドクターX SP」出演決定、映画「殿、利息でござる!」出演決定、それぞれおめでとう。
やっぱり私の自担は最高にカッコイイ。
伊野尾くん、重岡くん。あなたたちは私の誇りです。