日々かわいい攻撃

みんなまとめて100% I Love You!!! → @honey0826cat

行かないでと君の背中を追いたいのに

11月24日は校内試験の前日だった。WESTとジャニーズメドレーパート1だけリアタイして、あとは勉強して就寝した。試験が終わったらじっくり見て楽しもうと思った。ここのブログにも感想をたくさん書こうと思った。ジャニヲタの皆様が書かれる素敵な文章を見て楽しもうと思った。(勉強しろ)そして翌朝、何か特集をやっていないかと軽い気持ちでZIP!を見た。見なければよかった。

 

 

KAT-TUNの田口くんがグループを脱退し、ジャニーズ事務所を辞める。

 

 

ということが報道されていた。

 

私はKAT-TUNのファンではありません。不快感等ありましたらブラウザバックをよろしくお願いします。

 

 

KAT-TUNのことは正直、あまり詳しくない。というのも、私はああいう「ちょっとやんちゃなおにーさん」が好みではないからだ。昔から何となくそういうイメージだったし、「ごくせん」も見ていないし何より幼すぎたため(いつぐらいなんですかね汗)その頃の「赤西亀梨論争」を経験したことさえなかった。

田口くんを初めて認識したのは多分、「リーガル・ハイ」。遅い。なんかイケメンな人がいる!!!塩顔で優しそうな青年。らんまるである。

だが、その後私がKAT-TUNにはまるということは一度もなかった。今日の今日まで。しかし、月一のプレミアムでお話しされている様子を見ていたし、歌番組でも見ていたし、「KAT-TUNの中だったららんまるだな」*1などとぼんやり思っていたぐらいだ。

「今日は会社休みます。」のスーツに普通にときめいた。*2「ゼウス」の際ギャグをいっぱいとばして芸人さんに恐れられているエピソードに笑った。7月のジャニーズシャッフルメドレーでは加藤シゲアキ先生と肩組んでにこにこしながら「ええじゃないか」を歌っていて和んだ。JUMPと共演した少プレで可愛らしい言葉を言っていた。中島裕翔りんとカップルになれて嬉しそうだった。

 

ああ、田口くんは私の自担でもないのに、なんで今、彼の一挙一動が頭を走馬灯のように駆け巡るんだろう。

 

そのニュースを知ってから録画を見るのは本当につらかった。目をそむけてしまいそうだった。今までハキハキ、ニコニコと司会を務めていた我らが櫻井翔の顔が急に曇り、田口くんがいつものふんわり笑顔を封印してまっすぐな目で言葉を紡いでいる。それもつらかったが何よりつらかったのが亀ちゃん、中丸くん、上田くんを見ることだった。見れない。見れるわけがない。「人の傷ついているところ」を見たくなんかなかった。きっと番協にいたファンも、テレビで見ていたファンも、その瞬間傷ついたのだ。私はこんなにも多くの人が傷つく瞬間を感じたことはなかった。

 

私はKAT-TUNの歴史や以前の脱退など、全く知らないのでそこについては触れない。が、今回の一件で深く心に感じたことがある。

 

永遠なんてないんだってことだ。

 

Jr.時代、何人もの人が挫折して、諦めて、去って行った。そんな戦国時代みたいなところからようやくデビューが決まり、「ああ、俺たちは一生このグループとしてやっていくんだな、頑張ろう」と思っていたとしても、それが本当に「一生」だなんて保障は一個もないんだなあと思った。怖かった。いつか、あの気象系国民的アイドルや、わちゃわちゃ関西人たち、ノリにノッてる可愛いあの子たちも、やめるっていう日が来るのかもしれない。怖い。

 

人はいなくなって初めて、その大切さに気付くって言うけれども、本当にそうだと思う。関西Jr.のあの白くて綺麗なツッコミの子の時もそうで、いなくなって初めて、彼の存在が大きなものだったんだなあって実感した。*3

 

本当はね、「やめないで」って言いたいんだよ。でも、ただの他担のガキがあなたにもし「やめないで」といえたとしても、彼はまっすぐな瞳を向けて、歩いて行ってしまうんだろうなと思う。背中を追いたいのに、彼は追わせてくれない気がする。勝手な意見で申し訳ない。

 

彼に願うことは、あと少しのKAT-TUNを全力で駆け抜けてほしい。そして自分の選んだ道を進み切ってほしい。

 

この大草原の先には

何が待っているのだろう

道がないなら創ればいい

その先例え果ててたとしても*4

 

そしてふと立ち止まって後ろを振り向いて、「ああ、やめなきゃよかった」って死ぬほど悔しがって欲しいと思う。

 

*1:なぜからんまる呼び。いまだにたまに

*2:福士くん目当てだったのに最終的には千葉ちゃんを真剣に見てた。千葉ちゃん可愛い。好き。

*3:今の「まいジャニ」みてると本当に思う

*4:櫻井翔「Hip Pop Boogie」